ダブルハーツ

よっ!と声をかけたかったけど、掛ける雰囲気じゃなかった。


「あれ?」


掛けるのを躊躇ってる私に、手の甲で目元を拭う。
存在に気付いてアサトが私に振り返った。
申し訳なさそうに、頷きながらベランダへ出ると、アサトは苦笑いをする。
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