空の彼方の君へ。



その間、夢をみた。


いつもの公園に、私と優斗がいて。


いつも通りに笑って話してた。


帰ろうとした時、私は優斗に呼び止められて。



振り向いた瞬間、優斗の唇が私の唇にふれた。



びっくりして優斗を見上げると、優斗は寂しそうに笑っていて。




『ごめん、沙希。ずっと愛してる』


そう呟いて、消えてしまったんだ。




< 42 / 108 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop