恋愛同盟

「…隼人って、“だろ”ばっかだね」



「…確かに」



「聞いてるとなんか面白い」



「…話をそらすな」



「あっ、はい」



「まぁ、いい。早く家に入れ」


「…うん。バイバイ」




私が家に入るまで、隼人は優しく見ていてくれた。



< 196 / 221 >

この作品をシェア

pagetop