地味な教師は俺様ホスト?!【完】





振り返ると、そこにはホストの格好をして傘をさしている先生がいた。




「お前、こんなにびしょぬれになって」


「大丈夫ですよ…帰りますから」


「馬鹿言うな、こんな雨の中無理に決まってるだろ?傘を貸したいところだが俺もまだ仕事があるからちょっと来い!」




そう言われ腕を引っ張られる私。


そして同じ傘に入れられる。


えっ、これって相合傘ってやつ?


あ、先生から離れないと先生が濡れちゃう。




「ちょっとくらい濡れたって大丈夫だからちゃんと傘入れ」




そう言ってまた腕を引っ張られる。


触れられた腕の部分がものすごく熱い。


あぁ、やっぱり病気だ。




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