§幕末新選組§
第一章 序文
ダン…ダンダン…。
「「キャー由希様〜〜!!頑張って!」」
私はなぜこのような声援をうけているかと言うと。
今バスケの試合をしているからだ…。
文武両道な私は中学からこのような声援が多い。
なぜなんだろう?
『……。』
友「由希ー?大丈夫?どうしたの?」
『あっ?いやなんでもないよ…。』
「そう?それにしても由希への声援すごいねぇ」
友「あはは…。そうかな…?」
私ははっきり言ってこのような声援は嫌いだ。
集中ができないから。
友「そうだよ。あっ……由希危ない!」
えっ?
ドカッ
あれ?今何かぶつかった?
意識が薄れて…い…く……。