-呪歌-

キャンプ場から帰りさえすれば、何も心配ないと思い込んでいた一同には衝撃的な話だった。

晴海はたどたどしく事の顛末を話す。

「昨日・・・部屋で髪をとかしていたら、耳元で囁くように、けれども鮮明にあの歌が聞こえてきたのよ!

私・・・慌てて部屋の中を見回したら、口の周りが血だらけの女の子が立っていて、こっちを見つめて笑ってた・・・!

歌が聞こえなくなったと思ったら、その少女が・・・

変な話だけど、『なぞなぞ』を出してきて、

『首は首でも口からでる首なぁんだ?』
っていい出して・・・

私、『あくび』って答えたの。

そしたら、『あたり』とだけ言って消えたの・・・」



「プッ!」


まずは美咲が笑い出した。


「何よそれ〜、あんた寝ぼけて変な夢でも見たんじゃ無いの?

なぞなぞ出してくる幽霊なんて、凄いダサイんだけど〜あははは」
「確かにちょっと笑えるシュチュエーションだよね〜」
< 16 / 90 >

この作品をシェア

pagetop