-呪歌-
「パソコン・・・・・?」
本棚の隣の机にあるパソコンだった。
ディスプレイには、先ほど武が開いていた「歌の歌詞」が表示されている。
やはりこの歌の中に、犯人へと繋がる意図が隠されているようだ。
恐らく、犯人が誰なのかを読み解きさえすれば助かるに違いない。そう確信した。
指差した手を、力なく下ろした霊は、再びあの薄気味の悪い笑顔に変わった。
ズ・・・・ズ・・・・
何か頭の方で引きずるような音がする。
ふいに見上げた時には、すでに手遅れだった。