-呪歌-

何て声をかけていいかわからずにいる陽子に、美咲は堰を切ったかのように話始めた。


「気が付けばいつも、信二の傍には晴海がいたわ・・・」
「あの二人が恋愛関係じゃない事ぐらい知ってた。

でもあの人の中では、晴海が一番だった・・・・

それが恋愛関係以上の関係だって言うのもわかってたのよ!


そんな物見せつけられちゃ、私の取り入る隙間なんてないじゃない・・・・」



顔を伏せる美咲は続ける。


< 87 / 90 >

この作品をシェア

pagetop