-呪歌-
「呪いが始まって・・・
気丈に振舞ったけど、私だって怖かった・・・・
でも信二は晴海の心配ばかり。
いつだって晴海、晴海、晴海、晴海・・・」
確かにそうだ。
晴海が死んだ朝も、信二は晴海を心配して家まで迎えにいったのだから。
「でも・・・晴海はいい子よ。
私も友達だって本当に思ってる。
彼女が死んだ日、凄く悲しかった・・・
あの日依頼、明るかった信二は暗くなっちゃった・・・
当然よね。
自分の一番大切な人を失って引きずるなって言う方が無理な話よ。
でも、どんなに晴海の事を引きずってても良かった。
信二だけは死なせない。
そう思って、私も情報集めとか必死で頑張って来たのに・・・・」