ナンパ男との恋 1巻
・・・まだ心臓バクバクだ

ベッドに座り
今夜の変なデートを
思い返してる自分・・・

食われちゃうかと思ってた。

まさか、お互いの家を教えあって
そのまま送ってくれるなんて
拍子抜けした・・・

軽いけど・・・・
言葉遣い悪いけど・・・
ガキ扱いするけど・・・

「あ~・・・
やっぱ好きかも」

枕を抱きしめ
独り言を言いながら
ゴロンゴロンする私は

完全に落ちた。


・・・それに

食われちゃうとか・・・・

いつもは嫌で
本気で拒否反応なのに

今夜は・・・・

嫌とか、怖いとか
そんなのまったくなくて

むしろ・・・・

初めては この人がいい。
この人に抱かれたい。

そう、思ってた。

何がいいのか分かんないけど・・・

顔だけじゃくて・・・

何か、違う。

他の男と 全然違う。



・・・・はぁ。

私の心臓もつのかな・・・

キスだけで
こんな心臓爆発しそうなのに・・・


そ、その先なんて・・・


想像しただけで

もだえてしまう自分は

もう・・・誰にも止められない。



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