僕の天使に贈る唄
しばらく親父と母さんの
映像が流れていた。
・・・俺の両親。
この2人が俺の親。
たった1枚の写真でしか
見たことのない母さんの姿が、
今では笑顔を浮かべ動いている。
ボーッと映像を眺める。
会ったことのない母さん。
懐かしいような、
悲しいような、
・・・寂しいような。
何とも言えない気持ちに
俺は強く目をつむった。
再び目を開けると
そこに親父の姿はない。
母さんの姿だけがあった。
切なそうに笑う母さん。