もっと、生きてほしかった……



「夏歩!!
待って!!!」



どんなに叫んでも夏歩は全く歩くスピードを緩めようとしない。



そして、着いてしまった……。



さっきの場所に…………



するとやはり、
そこには海斗と美海ちゃんがいた。




「また、キス……してる。」



咄嗟に声が出てしまっていた…。




マズッと思って口を押さえたけど、やはり遅かった……。



「美波…夏歩…」



ほら、また少し戸惑った顔をする。


何で…?


美海ちゃんと付き合ってるんでしょ?


私なんて、もうどうでもよくなったんでしょ?


だったら堂々とすればいいじゃん…。


どうしてそんな顔するの?



私、バカだから期待しちゃうじゃん……。



あり得ないって分かってんのに期待しちゃうじゃん…!




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