もっと、生きてほしかった……



そっと美海ちゃんの傍に駆け寄り肩を抱く……。


すると小刻みに感じる微妙な震え………



泣いてる……………




「美海ちゃん?
過去に、何があったの…?」



優しく、優しく、聞いた……。



少しでも美海ちゃんを救えるのなら、救いたい……。


例え聞いてはならないことでも、拒絶してしまうような事でも


それが美海ちゃんを闇から助けられるのなら、





私はどんなことでもするよ?



私たちは今ライバルでも、友だちにだってなれるんだから……。



「ゆっくりでいいから、
話してごらん…?」



「でも、きっと聞いたら軽蔑するよ…。

いくら上原さんが違うって言っても、今までみんなそうだったもん。」




そっか………


美海ちゃん、
他の子にも言ったことあるんだ……。



もしかしたら美海ちゃんの抱えてる闇は、私が考えてるよりも



ずっと



ずっと










深いのかもしれない……





でも、
私だって人に言えないようなこといっぱいある。



だからこそ、
分かち合いたい………


1人で抱え込むよりも



1人で泣くよりも





2人の方が安心する。




それは私が一番分かってること。



だから、
私はどんなことがあろうと救う。



あなたの闇を照らす一本の光に、





なる………。




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