インターン・シップⅡ
「………!?」
何のことを言ってるのか、何でそんなことを言うのかわからなくて頭の上にいくつもハテナを並べる私を放って蓮司さんは興奮気味に続けた。
「朝きてビックリしたよ!
俺とハルの分の仕事あんなにあったのに…ほとんどしてくれたんだね、サツキちゃん。
サツキちゃんはホント…うちに無くてはならない存在だよ~。
あ、でも結構時間かかったんじゃない?無理させてない?大丈夫??」
蓮司さんのその言葉に、気を抜いたら滝のように涙が溢れてしまいそう。
もし…私がちゃんと毎日きてたらこんなに溜めなくても良かっただろうのに。
だから半分くらいは私のせいでもあるのに…そんな風に言ってくれるなんて…。
「いえ…!そんな、とんでもないです…!」
泣きそうなのをグッと堪えてそう返事した。