インターン・シップⅡ
ありゃ…やっぱ似合わなかった!?
ジュンさんが無言で立ち尽くしてるのがその何よりの証拠だ。
「ごめんなさい…やっぱ私じゃ似合ってないですか…?」
恐る恐るきいた私にジュンさんは
「うぅん、全然大丈夫っ!
サツキちゃんは背があるからバランスもいいし、言うことなしだよ」
まさかのOKを出してくれた。
「そろそろ行くわよ~?」
そう言ってジュンさんの後ろからリカさんが現れた。
「うわぁ~…すごいすごいっ!サツキちゃん、まるで別人ね!
ハルくん、絶対腰抜かすわよ~?」
そんな嬉しいことを言ってくれるリカさんも、淡い水色の肩出しドレスがよく似合っていた。
もう、この時の私はテンションMAXでウキウキ気分だった。
最高の誕生日!!…そう思ってた。