インターン・シップⅡ

「あ!サツキちゃんっっ!!こっち、こっち!」


そのグループな中から、何時間か前に別れた蓮司さんの姿があった。もちろん…社長の姿も。


蓮司さんは私の名を呼んで輪から出てきたもんだから、輪にいたみんなが誰だ?とこちらをむき出した。


「ジュンのツレ?」


「でもレンの知り合いみたいだぜ?」


口々に話す人達の仲へと歩を進めるジュンさんに連れられ私もついてきてしまった。


一切こちらを見ようとしない社長の前まできたジュンさんは


「やぁ、ハル。調子はどうだい?」


にこやかに…いや、ニヤニヤと笑いながらそう尋ねた。


「…………普通」


そう答えた社長の不機嫌さなんてお構いなしに


「俺は最高だよ?何せ、両手に花だからね」


いいだろ~?なんて言いながら話すジュンさん。


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