インターン・シップⅡ

リカさんは、カリスマジュンさんの彼女さんらしくて、2人は終始一緒に居てた。


私は…1人ポツン…と居るのも寂しいし、人に酔いそうだったからベランダに出て夜風に当たろうと席を立った。


あまり人気のないベランダに出て、開いてるベンチに腰掛けると…ため息がこぼれた。


せっかく…綺麗にしてもらったのにな…。


あの態度はないよね…。まぁ…元々、私がここに来ることを嫌がってたから当たり前なのかもしれないけど…。


社長の口から『彼女』とは…紹介されなかったなぁ…。友達にも…紹介できない彼女なのかな、私って…。


私が…ストリッパーだったから…??


それなら…助けなきゃ良かったじゃん。放っといたら良かったじゃん…。


社長が…分かんないよ。

私は…本当に彼女なのかさえも分かんない。


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