魔王に捧げる物語
怖いけど、何か変わるかもしれない。
考えた末に閉じた目を開くと、目の前にいたはずのイシュの姿がない。
え…………っ??
キョロキョロと周囲を見渡すが、やはりいない。
後ろを振り返っても、豪華な扉しか見当たらない。
音一つなく忽然と消えてしまったようだ。
独りぼっちになって更に不安を感じる。
チラリと大きな鏡を見るが、変わった様子なく不気味なまま。
どうしよう………。
未だ悩むが、結局決めるのは自分で……、
震える足になんとか力を込めて鏡の方へ小さく歩き出した。
たいした距離ではないのに一歩一歩がとても長く感じて、
ようやく鏡の前にたどり着いた時には、着慣れないドレスや踵の高いヒールにすっかり疲れてしまっていた。
考えた末に閉じた目を開くと、目の前にいたはずのイシュの姿がない。
え…………っ??
キョロキョロと周囲を見渡すが、やはりいない。
後ろを振り返っても、豪華な扉しか見当たらない。
音一つなく忽然と消えてしまったようだ。
独りぼっちになって更に不安を感じる。
チラリと大きな鏡を見るが、変わった様子なく不気味なまま。
どうしよう………。
未だ悩むが、結局決めるのは自分で……、
震える足になんとか力を込めて鏡の方へ小さく歩き出した。
たいした距離ではないのに一歩一歩がとても長く感じて、
ようやく鏡の前にたどり着いた時には、着慣れないドレスや踵の高いヒールにすっかり疲れてしまっていた。