キミがスキ
「俺が話つけといたから。行くぞ」



「……うんっ」


私は歩椎の一歩後ろを歩く。







「てか風邪ひいてまで遊園地来たかったってお前どんなんだよ」


「ふぇ? 風邪?」



「薬」


あぁ~…



風邪薬じゃないんだけどな…



まあ良いや。




「だって遊園地楽しいじゃんっ」



「ふっ…」



は、鼻で笑われた!!?



何でよ!?



「そ、そう言う歩椎だって! ダルいとか言いながら今日ちゃっかり来ちゃってんじゃん!」




「あ、まあ…それは……何となく?」




「何それーっ」





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