キミがスキ
「お邪魔しま~す…」




家は、かなり大きくてびっくりした。




「誰も居ないよ。お父さんもお母さんも病院。



あ、病院って言ってもどっか悪いとかじゃなくて、医者と看護師。」





だからか、この家の広さ。




「ふぅ~ん。で、お前も医者になるのか」




「まぁね。ほぼ決められた道。


ちょっとぐれてみても無駄だった。」




「ぐれてた時期あったんだ」



「うん。中学んときはヤリマンとか言われてたし。


…別にいいけど」




「ふっ(笑)」



「ちょっ、なんで笑うのよ!!」



「いや、俺も来る者拒まずだったからなぁと思ってさ(笑)」




何か同じ匂いがする。



昔はぐれてても、きっとこいつも今は一途な恋をしている。




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