キミがスキ
春休みがあけて2年生になった。




あれから俺は山田と連絡を取っていない。



だから彼氏とどうしたのか、産むのか産まないのか、全く分からない。




始業式が始まる前、山田に呼び出された。




「…こないだは、さんきゅ。」




「おう」



「うち、産むことに決めたから。」



「え…?」




「あ、学校は卒業するよ?



もちろんみんなと一緒の年にってわけにはいかないけど、休学して、また医学学ぶ。」




「…そっか」




「ほら、うちの親、ぐれてても何も言わないからさ(笑)


うちがちゃんと跡継げれば、基本何しても大丈夫なんだよね(笑)


彼氏は彼氏で働いてる人だし、普通に喜んでもらえた!」



「ならよかった!」




「てか松永にしか言ってないから、絶対言うなよ?」



「はいはい」




「ほら、ここの学校真面目だから、そういうの広まっちゃうと何かめんどそうじゃん?



ま、お腹が目立って来たら休学届け出すから、それまではよろしく」





「おうっ」







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