いまもすき。〜たった一週間の恋だったのに…〜
別に期待してるわけではない。だけどあたしの話を世間はどう思うのかしりたい、そう准は思った。

「シニタイ ダレカタスケテ」この時の准は毎日どうしたら楽に死ねるか、この世からどうやって消えようか…そんな事ばかり考えていた。一般的にいう、病んでいたのだ。「どうしたのですか?なにがあったのですか?」と返事があったのはしめサバというハンネの人。何回も書き込んでくるしめサバに、本当に心配してくれているんだなと准は思った。少しずつ、少しずつ自分の悩みを書き込んでいった。本当にちょっとずつではあったが確かに准は、心を開いていく。しめサバと話していく内、他の人達とも仲良くなり准はいつの間にか毎日が楽しく思えるようになっていた。 

たわいのない話から真剣なものまで、何回夜が明けるのを見たのだろう……。
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