隣の席×君=大好き!
*-涼也


高校下見の日、俺はサラサラの髪をゆらした小柄な女の後ろ姿を見た。


特に何も思わなかったんだけどその瞬間、

その女は何もない所で転び、

鞄の中身をぶちまけていた。

何かがおかしくて…

『ぶはっ』

笑いながらその子のところに行った。


拾い終わってその子がこっちを見た瞬間

俺は息をのんだ。
< 29 / 50 >

この作品をシェア

pagetop