インスタントラブ~甘くて切ない一目惚れの恋~
そう促して
歩き出そうとしたら、
いきなり
でっかい声が飛んできた。



「お~い!レイ!」



やっぱ、
見つかってるし~、
てかや~ばい。



「知り合いの方ですか?」



ひかりが何事かと
そっちを見る。



「見るな。てか、はやく来いよ」



「レイ!俺だよ!待ってくれよ!」



バカ男の
悲痛な叫び声。



「え?でも呼んでますよ」



「いいんだよ…」



事情を説明するのは後。



それより、
いまは逃げることが先決。



「聞いてくれ、レイ!お前と会えなくて、やっと気づいたんだ~、お前のことを愛してるってな~」



よくも、
そんな恥ずかしいセリフが衆人環視のなかでいえるよね~。



その度胸だけは認めてやるけど、やっぱウザいことに変わりないし。



てか
む~り~ってかんじ、




「ほらっ、聞いたろ。ただの変質者だよ」
< 148 / 417 >

この作品をシェア

pagetop