インスタントラブ~甘くて切ない一目惚れの恋~
かなり苦しそう。



でも、
なんか楽しんでる!?




電車。



発射寸前で乗り込む。



ギリギリセーフ!



ここまでくれば、
もう大丈夫。



どうやら、
うまく巻いたみたい。



「ひかり~、おつかれ~」



よっぽど緊張したのか
興奮したのか、

ひかりは
ものすごい力で
あたしの手を握り締めてた。




しかも、
なかなか離そうとはしない。



「ひかり~、もう大丈夫だって……てか、痛いんだけど……」



「あっ、すみません」



やっと解放された
あたしの左手。



見れば、真っ赤っか。



ジンジンジンジン――。



痺れてるよ…。



「ほんと、このお嬢さんときたら、逃げ足遅いんだから」



「ごめんなさい…」



ハァハァハァハァ――。



ひかりは
息を切らしていう。
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