私だけの金髪王子様は二重人格
だって、席が隣だからってことで
話をしたり
出来てたもん。
部屋で話すのもいいけど・・・・・・。
教室でも
私は話したいよぉ。
「夢虹・・・?なんかあったか?」
相楽が、
小声で声をかけてくれた。
そう、
相楽はいち早く私が悩んでいうこととか
分かってくれるの。
その優しさも好き。
もちろん、
あみかだって気づいてくれる。
やっぱり、
相楽に対しての好きは大きくなってるって
のが
分かるな。
相楽のことをもっと知れたって
ところも
あるけどね。
わがままだって思うけど、
絶対無理だって分かってるけど、
言いたくなるの。
“席が離れたくない”って。
「相楽・・・・・・私・・」
「今日は席替えするぞぉ!いきなりで
すまんな。このクジを引けよ!」
先生!!
タイミングわるっ!!
相楽と話せてないのに、
席替えなんていやぁ~~~。