空想メール
第2送信 フクザツ(-_-)

‥始恋‥

《あたし

彼氏とは毎日会いたいタイプだって

話したことあったよね?

あなたにそんなこと言わなくても

会ってくれたり連絡くれたり…


嬉しかったよ(〃▽〃)


毎日
あなたのことばかり考えてた


あなたは…?》


送信





プルルル―



夢か現実かもわからない状態

電話の鳴る音…

目を閉じたまま
布団から手を伸ばし

受話器を探す



「もしもし…」



『おはよ 寝てた?』



(…なんだか聞いたことのある声だなぁ

 …ハルキ!?

え―!?ホントに電話かけてくれたんだぁ

ど どうしよう!)



『おめぇ もう昼だよ?

よく寝るやつだなぁ〜

なぁ?
昼飯 一緒にどう?』


(えー!?
昨日 初めて会ったばかりなのに

もう 二人で!?

なんだかハルキといると緊張しちゃうんだけどなぁ…
でも ハルキのこと

もっと 知りたい!)



「いいけど」


(感じ悪い言い方しちゃったぁ

だって

恥ずかしかったんだもん!
仕方ないじゃん!)



『じゃ 13時に家の前まで迎えに行くわ

食べたい物 考えといて

じゃあ またあとで』



ツー ツー ツー
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