空想メール
《楽しかったぁ(-^▽^-)

恋人同士って感じだったし
心から嬉しかった

たくさんたくさん話したよね

でも…

肝心なこと 聞き忘れてた

避けてたの?


あの話…》


送信





いつの間にか眠ってしまっていた

気がつくと
真っ白なベッドの中


隣には…ハルキ

まるで少年のような寝顔


(可愛い♪

いやいや
そんなこと思ってる場合じゃないし

あたし どうやってベッドまで来たんだろ?

まさか!?

ハルキがあたしを運んだ!?
うそー!!)



寝ているハルキを起こさないよう

部屋の中を探索してまわることにした

たくさん飾ってある帽子

腕時計

山積みのマンガ



ふと
目にとまった1枚の写真

女の人ばかりが写っている

4人…


どちらかというと年上って感じ



「誰だろ…」


お店の従業員?

お客さん?




それとも…




『…早かったんだなぁ』


ハルキがボサボサ頭で起きてきた


「…うん  おはよ 」



『腹減らね?

なんか食べに行くか?』



「あ…そうだね

行こ行こっ♪」


写真のことが聞けないまま部屋をあとにした
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