Sin〜AfterStory
仕事から帰って来たジャックにその話をすると、大笑いした。

「花屋のおばあさんも素直じゃないなぁ」

シンはツンデレな自分の事を棚に上げてうんうんと深く頷く。

「シン、モテモテだな。今からそんなんじゃ大人になったら引っ張り凧かもしれないぞ」

シンはいい男になりそうだから、というジャックの背中を細い腕がバシンと叩く。

加減が出来ないからかなり力が入ってしまったらしく、ジャックはいててと背中をさすった。


夕飯を作り始めたジャックの後ろ姿を、シンはベッドの上でじっと見つめていた。

ハンバーグが焼けるいい匂いに誘われて、お腹の虫がきゅうきゅうと鳴きだす。


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