*PRECIOUS DAYS*
「はーいっ、えーと、竹……なんとか先生?」

何故分からないのに、答えようとするのか。
私は、その人のかわいらしい笑顔の裏を読むことができた。

「分からへんのやったら、手挙げんなよ〜!
他にちゃんと分かる奴おらんのかぁ?」

あずさには、誰か名前までは把握していなかった。
それゆえ、あてられても答えられないのだが。
何故下を向いているあずさをあてたのか。

「よーしっ!んじゃ、烏丸!!頑張って答えてみろ!!」

そう元気よく先生は、持ち掛けてきた。
けれど、私はそういうテンションにあまり合わせる機会がなかったので、少々戸惑っていた。
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