from Maki to Kazu.from Kazu to Maki
> いつしか言葉少なに・・・。
 言葉、少なくてもいい。うん。いいの。ありがとう。どうしてこんなに安堵できるのでしょう。理由は要らないね。
> 上手く書けないけど、makiさんを必要としている
> 多くの人がいる。間違いなく僕にとって。
 私を必要としてくれる人は、娘とカズさんだけだわ。それでも有難い。そんな優しい言葉をありがとう。
> 離れていても、僕の心はいつもそばにいたい
 うん。。いてね。カズさんを必要としているの。私もいつか、あなたに必要とされたいな。
> 震災、特別な日だね。それを乗り越えようとしている彼らは愛しい。
 本当に。テレビで少し、観させてもらった。鳥肌が立った。人は生を受け入れ、信じ難い現実や悲しみも受け入れ歩き続けるのよね。彼らは美しい。そして、彼らの姿から得たものを自分にも反映させていくべきだと思う。抱きしめたいね。彼らを。。
 これ、ここで書くのは余計かもしれないのだけれど、いい?誰にも話したことがないの。淡路阪神のあの震災時にTVで観てたの。あの時、福留氏が瓦礫の上に立ちレポートをしてた。そこに泣き叫ぶ女性が映ったの。彼は言った。「どうしたんですか?」彼女は聞き取れないほどの低く小さな叫びを上げた。福留氏が代弁した。「そう。子供さんたちが見つからないの。え?ここに?ここに家があったの?そう。気を落とさないで頑張ってね」自分の中に怒りが燃え滾った。激しい怒り。。彼女に何故、尋ねる必要があるのか、と。尋ねなくても分かることでは?レポートをスタジオに返して捜索を共にするべきでは?彼女を抱きしめるべきでは?ジャーナリズム?個人としての人間性?どちらも正しい?優先順位などない?ブラウン管の前だから?私があの場にいたら?
 未熟であった自分の思考。今でも忘れられないの。子供たちが寝ていた上に立っていた福留氏と言葉たちを。彼女の声を。あの、薄っぺらな瓦礫がどこまでも続いていた光景を。
 ごめんなさい。明日こそ、まともに生きよう。明日こそ、終わりにしよう。片付けよう。明日こそ。。これに終わりはくるのかな。
maki
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