from Maki to Kazu.from Kazu to Maki
 きっかけは、仕事で会わなくてはならない方と会って話したことかもしれない。彼は図々しく踏み込んできた。仕事とは関係ない話を2時間も続けられた。「僕は理想がはっきりしてるから相手には理想に近付くべく努力をしてほしいし、僕も努力する。キミ、理想にほど近いから努力してみない?不倫したことある?不倫をする独身女性は許せない。既婚女性はいいけれど。まだ、風俗嬢のほうがマシ。僕は愛する人と肌を重ねていたい。そのためなら何だって、する。それがなかったら何の為に生きてると思う?愛する人が側にいるだけでいい。他は何も要らない。周りは関係ない。周りがどう言おうと、ね。女は裏切る。結婚しないと一生側にはいられないし、結婚の約束をしていてもすっぽかす。どう思う?」こんなことを、延々2時間。打ち合わせの筈だったのに。。
「私は、そのままがいいよ、、な関係が好きです。相手を変える必要はない。欠点も魅力と考えるから。人を変えるなら自分がまず変わらなくちゃと思うし他人を否定する権利などないと思う。不倫する独身女性も既婚女性も同じと思う。風俗嬢は性を提供している訳で同上に並べる必要はないと思う。結婚?していても生涯共にできる保障などないわ。このように、あなたの理想とはほど遠い人間ですので共に努力は出来ません。私はこのままの自分を愛する努力で忙しいから」どうしてだろう。何かが触れて私は吐き出してしまったの。相手にせずに、「失礼」と席を立てばよかったのに。私が立ち去るときに彼の言った言葉が、街に出ても私の側で回ってる。。「離婚して、淋しいんじゃないの?離婚したって聞いたけど?独りじゃ生きられないよ。キミも世の中のバカな女と一緒だね。残念だよ」

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