誓いの言葉・高校編
「私はレギュラーじゃないから出ないよ。先輩の応援には行くけれど、"北浜東高校"は剣道強いから"宝華高校"とは多分決勝で当たるんじゃないかな?」


「へ〜そうなんだ」


彼女も試合出るのかな…3年なら出るかもしれないよな…


「お兄ちゃん剣道興味あったっけ?」


「ん?いや…ちょっと知り合いが試合の話していたからそういえばお前剣道やってたなーと思ってさ」


「ふ〜ん。今まで一度だって気にした事ないくせに!………………
………
あららら?もしかして…
気になる女の子でもいるの?」


「あ? ち ちげー!」

な 何焦ってんだ?俺

居間に下りてカレンダーを見てみる
日曜日なんだ…ふ〜ん

や だからってどうした?



バーン!

は?

「お兄ちゃん聞いたよ〜」


「何を?」


うわっ 一番面倒な下の妹亜美!なんなんだ〜?そのニヤケタ顔

「6月なんかあるの?」


「いや…別に…野球の試合があるかな?って見てたんだけど…なんだよ」


「私ね〜この間宝華高校に稽古しに行ったんだよ」

なに…その話 聞いてみたい

でも何か妹から聞くの嫌だな


「ねぇ!聞いてるの?」


「あぁ で?どした?」
< 36 / 254 >

この作品をシェア

pagetop