GOD GAME
僕らは寝ている奏ちゃんを起こさないように寝袋に入れ、そのままなるべく入り口から遠くになるように、部屋の隅に引っ張って行った。
さらに、四人が入れるほどのスペースを長机を立てて作り、バリケードを造った。
いつ殺戮ロボットが来るか分からない状況なだけに、念には念を入れたほうがいいということになったんだ。
「なかなかのもんを造ったもんじゃのぅ。
わしはこれから侑弥のとこに行ってくるけぇな。
明日には二人を連れて帰ってくるけぇ、今日は四人で頑張ってくれ。
なぁに、廊下には警備員もおるし、わしも車じゃけぇ問題ない。
なんかあったら電話してくれや。」
岩本隊長は、一枚の紙を渡してきた。
「車って…
誰かに送ってもらうんですか?」
寝袋に入ろうとしていた理沙ちゃんが、心配そうに聞いた。
「まぁそうゆうことにしといて。」
岩本隊長はにやりと笑い、部屋から出ていった。
ポケットから金属がぶつかり合うような軽い音を残して…
警察に見つかったらどうする気だろ…
僕はそのまま寝袋に入り、眠りについた。