GOD GAME
部屋の外には警備員がいた。
僕は、シャワーを浴びたいと伝え、案内してもらった。
「本当にありがとうございます。
わざわざ…」
「これが仕事ですから。
俺も、地球のために何かしたいんだ。
騒ぎを聞いたアメリカやロシアは、宇宙船を用意しているらしいが…
俺は最後まで地球に残るつもりさ。
俺たち人類が私利私欲のためにここまで地球を壊してきたのに、流星群が来るから逃げますだと!?
君らみたいな子供やあんな女の子が必死で戦ってんのに…
俺は逃げねぇ…
俺だって、男なんだよ…」
警備員は、拳を握り締めていた。
こんなに正義感が強い人がいるんだ…
きっとGod GAMEの世界に入れるなら一緒に戦ってくれるだろう。
「なぁ、俺の弟は、God GAMEに殺された…
テレビでしてた症状と全く同じだ。
健康だったのに、いきなり心臓も脳も死んじまうんだ。
この前、葬式をあげたばかりだった…」
警備員は、シャワー室のドアを開け、中に入るように促した。
この人はとてもいい人だ。
「名前、聞いてもいいですか?」
僕は、警備員に聞いた。
ノブユキ
「伸幸、早島伸幸だ。」