GOD GAME
早島…伸幸………
《あぁりゃりゃぁ…
どぉやら、僕の出番みたぁいだねぇ…》
僕の頭に光が一閃した。
もしかしたら………
「あの…
弟さんの名前って…
早島敏幸さんじゃないですか?」
僕の口からその言葉が出た刹那、伸幸さんの表情は驚き一色となった。
やっぱりそうなんだ…
この人が、敏さんのお兄さんなんだ…
「敏を…弟を知っているのか!?」
伸幸さんは明らかに戸惑っている。
そりゃぁびっくりするよね…
「僕は、敏さんや他の仲間と、あるクエストに行っていたんです。
敏さんや、他の仲間は、僕を逃がすため、オリュンポスの神に立ち向かい、みんなGAME OVERになってしまった…
その前に、敏さんからメールが届いたんです。
再スタートはしない、NOを選択すると…」
僕は、伸幸さんにきちんと向き直り、敏さんの最期を伝えた。
「敏らしい最期だ…
あいつは、少しでも災いを防ぐために…」
伸幸さんは俯いてしまった。
「僕は、敏さんから新撰組の羽織をもらいました。
僕が、あの誠の字の責任を背負える時が来たら、着ようと思っています。
よろしいですか?」
僕の問いに、伸幸さんは無言で頷いてくれた。