GOD GAME
やったぁぁぁ!!
って言いたいけど、まだだ!!
僕は次々と現われ行く手を阻む銀色の壁を斬り付けながら少しずつ前に進む。
でも、こんなんじゃぁ間に合わないよ!
壁を一つ斬ると、溶けた場所からすでに隆起してくる壁が見える。
なら…
一気に破壊してやる!
さっきまでは菊一文字に使われていたけど、僕が菊一文字を使いこなせばできるはず!
僕は菊一文字を突きの態勢に構え、目を閉じてイメージした。
この大剣だから、一つずつしかできないんだ。
長刀なら、貫通して一気にできるはず!!
菊一文字の刀身がどんどん伸びていく。
柄は通常の刀と同じだけど、刄は2メートル程。
僕は、菊一文字を力一杯壁に突き刺した。
ガンガンと衝撃が腕に伝わってくる。
押せ!
押せ!!
押せぇ!!!
僕は腕を刺激する衝撃を堪えながら、菊一文字を押し続けた。
手前から順番に壁に穴が空いていく。
完全に向こうが見えたとき、僕は穴に飛び込んだ。