ツナ&エマ〜カレーなる日曜日〜
なんかさ…これ、デートっぽくない?
お前ら夫婦だろ!
…勿論そうだけど!
周りから見たら俺たちって
カップルに見えるのかな?
それとも新婚さんに見えちゃう?
子供3人もいるようには
思われてないんだろうなぁ…
一応、まだ二十代な訳だし。
「何?ニヤニヤしちゃって…
口の横にこんにゃくの味噌付いてるわよ?」
慌てて拭うと、ユマは楽しそうに笑って
「ばか」
っていつものように言った。
うん。
俺ってほんと馬鹿。
ユマが何を考えているのか
結婚してもう4年も経つのに
分からないなんて。
ユマの気遣いにも気付けなくて
逆に傷付けて。
ごめんな、ユマ。
これから先も、きっとまた地雷踏んで
大きな喧嘩とかして、
周りに迷惑かけて仲直り…ってなことを
繰り返してしまうかもしれない。
「あなた?
湯冷めしちゃった?」
「ううん、大丈夫。
ちょっとここら辺歩いて旅館戻ろう」
せっかく二人で旅行に着たんだ。
たまには本音で、言いたい事言おう。
なんか今ならお互い、
全てさらけ出せる気がする。