セナの冒険
「名前かぁ………ティーノとティロルは!?」
私はパッと思い浮かんだ名前を口にした。
「はは、いいんじゃねーの?お前はティロルでいいか?」
ロイドがピンク色の鳥に問い掛けると、ピーと嬉しそうに声を出した。
「じゃあ君がティーノね?よろしくね!」
銀色の鳥の頭を優しく撫でると、また嬉しそうに声を出したので賛成と受け取った。
「そういえばロイド。他の魔物達が見当たらないけど、ティーノとティロルだけだったの?」
「いや、他にもいるぜ。呼んでみるか」
ロイドはそう言うと片手を上に向け、空に音の無い花火を放った。
「今のが合図だ」
「合図なんてあるんだ!…………ん?」
森の方からドドドドド…と言う音と、地響きが伝わってくる。