セナの冒険



私が必死にロイドにしがみついている間にも、ロイドは大きな火の玉を作り出している。



てゆか…飛んでるよね…これ…。

宙に浮かんでるよね、完璧。

バイクいらないよね。すごーい。



間近に迫る恐竜の顔と、高い位置から見下ろす景色の怖さで意識が吹っ飛びそうなとき、ふと下を見るとアイクが私達に向かってすごい風を吹き付けていた。



あぁ…
さっきからすごい風が当たるなって思ってたんだけど、アイクの風のおかげで空飛べてるのか!



…こんな連携プレーいつの間に?



「よし…行け!!」



ロイドは作り出した大きな火の玉を恐竜に向かって放った。



バアァン!!



火の玉は恐竜の額に当たり、思いっきり弾けた。



こ…これは、いくら巨体でもひとたまりもないよね…。



アイクの風が止み、ロイドは軽々と着地すると私を降ろした。









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