昆虫戦記
第1陣 リーダーと
ノミの兵の戦い

「ちくしょうピョンピョンと跳ねられては、爆弾の狙いも定まらぬわ・・」

ノミの兵は
数十メートル
砂埃をあげながら
飛び跳ねると
空で攻防中の
タカの兵を
足で捉え
体重で地面に
叩きつけた後
狼の兵に
更に襲い掛かる!!

「モグラ殿とネズミ殿は全軍撤退し集落で次の戦闘準備に入られたか?」
焦る狼のリーダー。

その言葉に応える
狼の兵。

「はい。先程、モグラの穴を通り集落へ撤退したとの事!!」

「うぬ、分かった」

別の狼の兵が
リーダーに告げる。

「リーダー!!サスライアリの数が多すぎます!!倒しても倒しても、こちらに向かって来ます!!」

狼のリーダーは
狼の兵の言葉を聞き
指示を飛ばす。

「ロケット型、真上に打たず真横に変更!!筒型導火線真上型爆弾は、そのまま、継続!!打ちながら後退し猿殿と熊殿と合流する!!」

リーダーの言葉を聞き
驚く狼の兵。

「ロケット型を真横に打つのですか!!

落ち着いた口調で
応えるリーダー。

「そうだ。ロケット型を真横に打つ事で命中率が上がり、上手くいけばサスライアリの軍勢の中心で爆発する」
< 103 / 105 >

この作品をシェア

pagetop