昆虫戦記
「爆撃を
かいくぐり
こちらに向かって
おります!!」

慌てた口調で
伝える監視兵を
落ち着かせる様に
伝える狼の長。

「慌てるな。
この先には
我が兵と
熊殿と猿殿が率いる
舞台がおるわ。」

森の奥より
空中に放たれる
筒型導火線真上型爆弾と
ロケット型爆弾の
閃光が
皮肉にも鮮やかに
何本も線を描く。

ピュー!!
ピュー!!

ドガガガ!!
ドババーン!!

25000の
距離付近で爆発音が
聞こえ
そして
ドサドサと
無数の昆虫達が
落ちる音がした後
連続的な炸裂音が
聞こえる。

ババババババババ!!

この付近まで来ると
焼け焦げた嫌な
臭いが鼻に着く。

この臭いが
付近で感じられる
すなわち
それは
敵は目前まで
迫っていると
言う意味を
表しているものでも
あった。
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