昆虫戦記
一方 地上戦
モグラとネズミ部隊では
ガサガサガサ

「サスライアリの野郎が近づいてきたぜ」

生汗をかき
ネズミの兵が話す。

「ようやく、重い爆弾を背中から降ろせるぜ」

汗をダラダラと
流しながら
爆弾を背中から
降ろすモグラの兵。

「サスライアリにダンゴムシにノミの野郎にお見舞いしてやるぜ!!野郎ども!!火を導火線に着けるぞ!!」

モグラのリーダー
の言葉に
導火線に火を
着火させる。
着火後
即座に退却する
モグラの兵と
ネズミの兵。

いっせいに
万といる
ネズミの兵と
モグラの兵は
水の流れの様に見えた。

ドババーン!!

「やったぜ!!昆虫共め!!さあ!!早く退却しないとタカが爆撃を開始するぞ!!」

ネズミのリーダーが
叫ぶと
集落の方へ
目指す軍勢。

「リ!!リーダー!!」
焦りながら
モグラの兵が
モグラのリーダーに
伝えてくる。

「どうしたんだい!!そんなに焦った面しやがって!!」

モグラの兵に
たずねるリーダー。
モグラの兵は
今来た道を見ながら
涙目になりながら
伝える。

「きょ!!兄弟が逃げる最中、足を石と石の間に挟ませちゃったんです」
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