君と過ごした日々









「…うち部屋行くから来るなよ。面倒くさい。」


「はいはーい」


階段を登りながら、彰がいなかったら荒れてただろうなって思って、

心の中で感謝した。

心の中で。




部屋に着くと、携帯が点滅してた。


見てみると、





7/20 15:28
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成宮拓海
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無題
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帰ってきたら電話して

   ─END─

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その一行だけのメールが入ってた。


なんの絵文字も顔文字も入ってないメール。

それが拓海のメールだった。




服を部屋着に着替えて、髪をほどいてから、拓海に電話を掛けた。



いや、掛けようと思った。







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