君と過ごした日々




「だから、楽しんで!」

「…へ?」

急に春香が離れたかと思ったら、


「智士、祭りに来てるらしい。」

夢とがボソッと呟いた。


「は?え?」


状況が読み込めてないのはどう見てもうちだけで。

思わず困惑の声をあげてしまう。

え、てかどういう流れでそうなったのかがわからない。


そんなうちにお構いなしで会話を続ける二人は。


「今からやるべきことは、何でしょう?」


「はいっ!」


「はい、夢斗君っ!」


「真翼 智士君を捜索することですっ!」



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