君と過ごした日々




 パチンッ


いきなり顔を挟まれてあげられたかと思ったら、春香に叩かれた。


そのまま、真剣な顔でうちを見つめる春香、そんな春香を見て、何故か焦燥感に襲われた。



「綾ってさ、人の事気にしすぎ。
多少はさ、自分中心の世界だって思ってもいいんだよ?」


「はる…、ありがと。」





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