君と過ごした日々
そんなうちの心を知ってか知らずか。
ピカッ
「…っ…!!」
「…あ?どうした?」
「な、んでもな、」
ドーンッ
「キャッ!!」
「ぉわっ!!」
とうとう鳴り始めてしまった。
…うちの大っ嫌いな雷様が。
「…何?雷苦手なの?」
「ぅん…、」
「なーんだ!!女の子らしいところもあるじゃん!!」
「なっ!?それどういう意味よ!!」
「普段のお前は女じゃないみたいってことかなー?」
「うざっ!!うざすぎっ!!
だいたい、」
バーンッ
「…っー!!」
再び鳴った雷の恐怖に耐えきれず、思わず近くにいた智士にしがみついてしまう。