シークレット・ワード


今度はちゃんと聞こえた


「何わがまま言ってんだよ。」


「だって、薬苦いもん。」


「だめ。無理矢理にでも飲ますからな。」


「やぁだぁ〜、夏樹のばか!」



どうやら、奈緒は熱が出ると駄々っ子になるらしい





奈緒の目の前に水と薬を置いて、15分


「あのー、そろそろ飲んでくれませんかね?」


「いやだ。」



もうこうなったら、最終手段だ。


「奈緒が自分で飲まないなら、俺が口移しで飲ませるから。」



俺がそういった途端、熱の性で赤い奈緒の顔が更に赤くなった


なんか、面白いかも


「じゃ、俺飲むから。」


そういって、薬に手を伸そうとしたら


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