シークレット・ワード


それからの授業は、帰りの事で頭がいっぱいでほとんどまともに聞いてなかった


「夏樹、帰ろ。」


「おう、ちょっと職員室行ってくるから下駄箱でまってて。」


「分かった。」


ウキウキしながら、下駄箱に向かった


しばらくすると、夏樹の声が聞こえてきた



夏樹が戻ってきた!!


「おかえり、なつ…」



夏樹と言おうとしたのに、言えなかったのは夏樹の隣にひかりちゃんが居たから


悔しくて夏樹に近づこうとした瞬間


ひかりちゃんが夏樹にキスをした


それはどっからどう見てもひかりちゃんが無理矢理した感じだった


だったのに……

夏樹はこれっぽっちも悪くないのに……


涙が流れた


< 131 / 251 >

この作品をシェア

pagetop