シークレット・ワード




「うっ…ぐすっ…」


トイレに駆け込むと堪えきれなかった涙が頬をつたう


どんなに泣いても涙は止まらなくて…




こんなに夏樹を好きになってたんだなって実感した





でも、ここでずっと泣いてるわけにもいかなくて



帰ろうと思って教室にかばんを取りに行った。






窓のからグラウンドを覗いてみると野球部が練習してる




「結構長い間泣いてたんだな。」


考えただけでもため息と涙が出る




ガラッと教室のドアを開けた私は固まってしまった。




「な…んで、いる…の?」




夏樹が私の席で寝てる




起こさないようにかばんをそっと取って教室を出ようとしたら




< 66 / 251 >

この作品をシェア

pagetop